12月10日(火)、鎌倉学園高校の「総合的探究の時間」の一環として、当社代表の沖山が出張授業を行いました。
鎌倉学園高校における出張授業は、昨年に続き、3回目になります。
授業では、「過去の大規模災害から学ぶ 自然災害と私たちにできること」と題し、動画や写真を交えながら、以下のような内容を幅広くご紹介しました。
・東日本大震災での沖山の被災体験
・震災遺構である旧荒浜小学校や旧大川小学校について
・今後予想される大規模災害
・災害発生時の初動対応に関するクイズ
鎌倉学園高校は、毎年、防災を学ぶ機会として東日本大震災の被災地である福島県を訪れ、福島第一原発周辺を視察されています。
今回の出張授業は、こうした現地視察を踏まえ、「災害に備えて自分たちが何をすべきか」を考える総合的な学びの一環として実施されました。
授業後、学生のみなさんから寄せられた感想の一部をご紹介します。
・小学校以来、まとまった災害学習の時間があまり無かったので、自然災害について再確認できた。
・普段からハザードマップを確認し、様々なパターンを想定して生活していきたい。
・自然災害に対する意識が欠けていたのでこれからは常に頭に入れておきたい。
・自分の身を守るには、自分で考え、行動しなければいけないと心の底から思った。
今回の出張授業が、学生のみなさんが日常生活の中で自然災害やその備えについて意識するきっかけとなったのであれば幸いです。
レジリエンスラボは、今後も「災害で亡くなる人ゼロ」を目指し、地域・社会に根差した活動をしてまいります。