3.11の記憶

レジラボ カフェ

2011年3月11日、あの日から14年が経過しました。
犠牲になられた方々に追悼の意を表すとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

今回は、福島県出身で、現在レジリエンスラボのインターンシップに参加している私、Kが、当時の体験について書かせていただこうと思います。

震災当時、私は小学4年生でした。2011年3月11日のことは、登校するために靴を履く瞬間から、避難した場所で眠りにつく瞬間まで、全てのことを鮮明に覚えています。
あの日、あの大きな地震が来る1ヶ月ほど前から、小さな地震が続いていました。地震大国の日本にとって小さな地震はよくあることです。
年に何度かある避難訓練も、小学生の私にとっては” 授業のない非日常な時間 “というだけでした。

地震が来た時、教室の棚にある全てのものが振り落とされ、学校中に悲鳴が響き渡っていました。雪がちらつく校庭に避難してからも、先生が揺れる校舎に戻り、生徒全員分のコートを取ってきてくれたことを覚えています。
家族の安否もわからない中、ただ待つだけしかできない時間は、本当に長く感じました。幸い家族は無事でしたが、道路が液状化し、今にも電柱が倒れてきそうな帰り道は、朝歩いた私の知っている街とは程遠いものでした。

日常と思っていたものが一瞬で無くなること、それがいつでも誰にでも起こりうること。
実際に体験するまでそれを実感することは難しいです。しかし、地震の多いこの国で、皆さんも「あ、地震だ」と思う瞬間があると思います。その時、安全に行動できる準備はできていますか?

防災は、あなたの命や家族の命を守る命綱です。
この記事が、防災を” 自分事 “として捉えるきっかけになれば、幸いです。

最後に、下の写真は、2022年に福島県の海岸沿いに位置する双葉町に訪れた際の街の様子です。今も、復興のための作業が続いています。

長くなりましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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